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『かいじゅうたちのいるところ』ジャパンプレミア

知り合いの方からお誘いいただき行ってきました。

スパイク・ジョーンズ監督作ということで
ヒューマン・ネイチュア以来!(といってもこれは監督でなく製作側だったけど)
監督作としては3作目とのこと。
初監督作品の『マルコヴィッチの穴』でいきなりヒットしたんですね。
知らなかった!

原作は同タイトルの絵本。かなり有名だそうで。
表紙を見たことあるような気がする程度。

会場はTOHOシネマズ@六本木ヒルズ。
かなり広い映画館で、スクリーンの大きさにたまげました。
1メートル先の100インチ画面を見てるみたい。

そして登壇ゲストはスパイク・ジョーンズ監督、マックス・レコーズ(主演)、
加藤清史郎(日本語吹替)、高橋克実(日本語吹替)。

監督は思ったより気さくな人柄でジョークをとばしたりしてた。
スーツのシャツも出してて崩してたり。あんまり監督っぽくない。
マックス・レコーズ君は本当に緊張してて言葉がでてこないみたいで
しどろもどろでチャーミングでした。
そして加藤清史郎君(トヨタのこども店長の子ですね)は相当当日に備えて家で挨拶の練習をしてきたのか
大人のようなかたい挨拶の言葉を
かわいすぎる声でたどたどしくも一所懸命言ってて
会場はうわぁあめっちゃかわいい~~~萌え~~!!という雰囲気でした。
高橋克実さんは、思った通りの感じでした(あっさり)

そして映画のネタバレしない程度に書きますが、
一見子供向けな感じなんですが、実は大人向けだと個人的に思いました。
というのも、こういう「かいじゅう」を抱えたまま大人になった人が
世の中にたくさんいると思うからです。

人は子供時代、みな「かいじゅう」であり、
やりたい放題やって両親にいい意味で甘え、思う存分愛情に浸ります。
その中で色々なことを学んで、やりつくして、
かいじゅうから大人になります。

でも家庭環境によって、親に甘えることを許されなかった子は、
かいじゅうになることを許されなかった子は
親に合わせて自分を適応させるために
そのまま「かいじゅう」を内側に秘めて大人になります。
なのでときどき知らずと「かいじゅう」が外側に出てしまい
周囲も本人も戸惑うことになります。

そういう大人が世の中に本当にたくさんいて、
これまでにそういった人たちともたくさん出会って、
その度にどうやっていけばよいのか悩んできたので(今もです)
この映画を見て改めて色々と考えさせられました。

この映画はそういう大人の「かいじゅう」の部分を実は描いているのかな、
なんて思いました。

映像はかなりの気合いやこだわりを感じるものですばらしかったです。
かいじゅうたちの鼻水とか息づかいとか、生々しい質感がリアルに
描かれています。なんか、すごくけもの臭そうでした!

公開は2010/1/15からだそうです。
「かいじゅう」について色々考えるところのある人、ぜひ。
http://wwws.warnerbros.co.jp/wherethewildthingsare/

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追記:全く関係ありませんが、漫画の『MONSTAR』は
絵本「なまえのないかいぶつ」がベースですよね。
あれは「かいぶつ」ですがこちらは「かいじゅう」。
監督に言わせるとこの映画は【Wild Things】であって
和訳の「かいじゅう」はちょっとニュアンスが違うのだそうです。
「かいじゅう」や「かいぶつ」というと、
やや魔のニュアンスも感じてしまいますが、それより本来もっと
本能的で純粋な野生児的存在、というイメージなのかな?と思いました。
和訳せず、英語のまま感じるべきなんでしょうね。

この2つの作品は全くもって別モノですが、
「MONSTAR」または「Wild Things」を通して
人間の心の根底を描こうとしている点では同じかもしれません。


ちなみに私のような感想を持つ人はどうやらかなり少数派みたいです。
やっぱり感じ方は人それぞれですね。

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2009年12月17日03:39:24 文化 トラックバック(0) コメント(2)

絵本読んだこと無い人の感想ですね。

絵本では、かいじゅうは無邪気な存在。
映画は絵本ファンは見るべきではない出来ですよ。

2009年12月17日 通りすがり URL 編集

はじめまして。
そうなんですか、絵本では
またちょっとちがう感じなんでしょうか。
絵本も読んでみたいです。

2009年12月17日 小野 URL 編集












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